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Archive: 2009年01月  1/2

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ゆきかふ人々。

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小雨のそぼ降る夕方。ある最大手出版社の1階エレベータホールから外に繋がる裏口へ寒さに思わず肩をすくめながら歩いていると向こうから「お疲れさまです」と挨拶を交わす声が聞こえてきた。やがて薄暗がりのなかスタッフらしき数人と入ってくると狭い通用口ですれ違いざま彼女は被っていたカーキ色の薄手のコートのフードを取りながら、足早に通り過ぎようとする自分と一瞬、目が合うと「お疲れさまです」と少しだけニコッとして...

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対比。

ビルの谷間からわずかに見えるだけの空が合成写真のように嘘みたいに綺麗な気がするのはモノトーンのなかにいるような息苦しさからだろうか新宿の街...

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明星。

月のそばに見える金星はまるで大好きな人に寄り添うように見え、そしてなんだか月に照らされて輝いているかのように見えた。以下、金星について。金星は明け方か夕方にしか見えなくて、真夜中には観測できない。地球から見ると、金星は明け方と夕方にのみ観測でき、太陽、月についで明るく見える星であることから、明け方に見えるのが「明けの明星」、夕方に見えるのが「宵の明星」として別々に扱われていた。金星が宵の空にあると...

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夕星(ゆふづつ)

輝いていられたのはあなたが照らしてくれていたからほんの少しの時間だったけれどとても幸せだったんだごくわずかだからこそ思いきり輝き続けられたのだからあなたがいなくなって僕は今ごろ自分では輝けないことを知ったよ輝いていられたのはあなたが照らしてくれていたからそろそろ宵につつまれる水と命の星に見離された僕は疲れ果ててしまったんだと思うだけどどうしても追いつけなかったんだいつの日か一生に一度だけ僕が自分の...

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無題

そして、ふと気づくと誰もいなくて、空がぽっかりと広がっている。はるか向こうに見える校舎の旗がものすごくはためいているのに、他は全部が止まっているように見える。そんな時に私がコーヒーを飲みながら、何を考えているのか、どういう悲しみを持っているのか、そういうことを、ひとりで持っていたい。誰にも言わず。ああ、今日はずいぶん遠くまで行ってきたと、私はたいてい思うのだ。よしもとばなな 『みずうみ』...

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